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本当にいいもの。
こんにちは。
先日、世田谷にある「D&DEPARTMENT」という、“ロングライフデザイン”をコンセプトにしたショップ+カフェに行ってきました。「長く使い続けられる、いいデザイン」の商品なりサービスを取り扱っています。安い高い、古い新しいは関係なく、「本当によいもの」にとてもこだわっています。最近ワタナベが最も興味を持ってるプロジェクトです。

このところ、ニュースでは、某健康番組のねつ造問題で話題は持ち切りです。放送後は店頭から納豆が瞬く間に売り切れたそうですが、事件発覚後は売れ行きもパッタリ。世の中って極端。そんな今、思います。社会の中での“本当にいいモノ”について。

“本当にいいもの”っていうのは、いつの時代もその価値が変わらないこと。でも時代は変わるし、その“本当にいいもの”も時代遅れになってしまう。D&DEPARTMENTの代表であるデザイナー、ナガオカケンメイさんはこう言います。

「変わらないものと、変わっていく時代を同居させていくことが大切」

旧鹿沼宿の建物たちが「変わらないもの」だとしたら、旧鹿沼宿には「変わっていく時代」が必要です。それがワタナベのやるべきことだと自覚を持とう、という今日です。

D&DEPARTMENT  http://www.d-department.jp/

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by nabe_tk | 2007-01-22 20:12
お医者さん。
どうも、こんにちは。「旧鹿沼宿歴史を活かしたまちづくり計画」のワタナベです。2007年も精進してまいります。
さて、ワタナベは約10年ぶりに歯医者に行ってきました。ここ一ヶ月、前歯の歯間が黒ずんでいて、「これは虫歯に違いない、結構進行しているぞ」と、感じていたのです。わたくしの性格としては、「虫歯なんぞ、ほっときゃ治る」と、当初は考えていたのですが、周りからの勧めや、近所に歯医者が移転してきたこときっかけに、思い切って通院してみることにしました。
真新しい建物の、その歯科医院。2週間前に行ったときは、「大変込んでいて、2週間先まで予約でいっぱいだ」と言う。「はは〜ん。ここの先生はたいそう腕がいいに違いない。2週間くらいなら待ってみよう」ということで予約を入れ、不安と期待の2週間を過ごすことになりました。
そして、今日、その待ちに待った通院日でした。こ奇麗な医院。「ここは住宅展示場なのかい?」と思わせる清潔な待合所。受付を済ませると、すぐに治療室に案内されました。
治療椅子に座って、ドキドキ。前掛けされて、ドキドキ。「きっと、1ヶ月の痛みと不安がぬぐい去られるに違いない。ここは予約でいっぱいの歯医者だもん」
そんなワタクシの席に、この歯科医院のドンである先生がやってきました。
先生 「どうされました?」
ワタナベ 「前歯が黒くなってしまって」
先生 「口開けて」
ワタナベ 「ああーん」
先生 「軽い虫歯だな」
終始、二人の間の会話はたったそれだけ。「はい、終わり」で、3分程で治療は終わり、あっという間に会計。なんだが拍子抜けでした。
確かに、「軽い虫歯」だったことは、それはそれでいいんです。何度も通院せずに済みましたし。でも、ワタナベにとっては、一ヶ月、「ほっときゃ治る」という気分とは裏腹に、不安な気持ちもあったんです。ですから、ワタナベにとっては「軽い虫歯」ではなく、「一ヶ月間の不安をつくった軽い虫歯」だった。歯のスペシャリストであり、医者なのなら、その「一ヶ月間の不安」もぬぐい去って欲しい。歯科学的には「軽い」けど、素人にとっては「虫歯かもしれないっていう不安」だったんだから。せめて、「これ以上悪くならなくて良かったですね。早めに診ておいて良かったですよ」とでも言って欲しい。それだけでそれまでのドンヨリ気持ちは晴れるのに。
きっと、歯医者さんだって、「将来は歯の病気を治して、たくさんの人を安心させたい」なんていう、純粋な夢から、大学を出て、留学して、勉強してきたんじゃないのかな。だったら、患者さんの些細な気持ちも察して欲しい。そんな勉強もしてきて欲しかったな。
今日の歯医者さんは、ただの「歯の病気を治せるおじさん」だ、とワタナベは思いました。けっして、「歯医者さん」とは認めない。
ワタナベは、鹿沼のまちに対しても、「歯医者さん」になりたいです。目に見える悪い所だけを治すんじゃない。見えないこと、先のことまでもデザインしたいです。

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by nabe_tk | 2007-01-19 19:43