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2008年ありがとうございました。
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↑「ございまいした」でご勘弁ください。

2008年はやりたいことをやりたいようにやらせていただきました。
2009年も闘牛並みで行かせていただきます。

写真は旧山野井本店のタイル床。東京の職人さんの5日かけた仕事。
by nabe_tk | 2008-12-27 22:13
写真やスケッチにしてみると
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先日、旧山野井本店に関する記事が下野新聞に掲載された際、叔父に

「改めて写真でみると、立派な建物だねえ」

と言われました。
実物が「立派じゃない」わけじゃないんですが、
写真にしてみると、見えなかったものが見えやすくなるんですよね。

加えて、
新聞を見て実際に現地を訪れ、

「なんだ、小さいんじゃん」

とおっしゃった方がいたようですが、
文化的価値は「大きさ」では測れないのは言うまでもありません。

もちろん!
ポールでも測れませんよ。
by nabe_tk | 2008-12-24 00:17
下野新聞 記事
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2008年12月22日の下野新聞朝刊・地域欄に、
山野井家住宅に関するコラムが掲載されています。

「建具職人脱帽の精肉店」
by nabe_tk | 2008-12-23 00:55
いしく
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下材木町で見られる石蔵。

四方角に飾りの柱型をつけて、
その上部にアカンサスをモチーフにした柱頭飾りを配しています。

大工、左官、鳶、と同じように、
当時は「石工」という、石材加工を専門にする職人がいました。

洋風意匠を取り入れたいハイカラな施主さんと、
その要望とまちへの「どうだ」という気持ちを込めて、
石工としての腕を発揮されたのだと思います。
by nabe_tk | 2008-12-22 00:03
新鹿沼駅前の顔
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東武新鹿沼駅前の旅館、もうすぐ姿を消しそうです。
駅舎を出るとよく目につく建物で、左官の開口が楽しげでした。
by nabe_tk | 2008-12-17 22:11
鹿沼組子
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先日、下材木町の町家解体からいただいてきた鹿沼組子。
自宅の窓に飾っています。

組子の美しさは、木組みそのものよりも
木組みがつくる影と切り取られた向こう側にあると思う。

だから、組子は奥座敷の書院や欄間に使われる。
単なる装飾というよりは、
あっちとこっちをゆるやかに繋ぐための装置と言えそう。

金沢が格子の文化なら、鹿沼は組子の文化。
by nabe_tk | 2008-12-12 14:04
ワーキンググループ
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H20年11月18日の下野新聞朝刊にも記事が記載されましたが、
鹿沼在住の有志により、地元フリーペーパーを計画中です。

今までの行政による少々つまらない情報誌とは異なり、
自分たちで取材をし、編集し、配布場所の選定にも回るもの。
A4サイズ1枚で計画中ですが、手作り感と生きた情報の提供を目指しています。

現在、その1号を編集中!
僕もその一部の記事を書かせていただきました。

町を回り回って地元の方達との触れ合いから得た情報です。
少しだけ絵も書いています。

配布開始が決まり次第、お伝えいたします。
もう少々お待ちください。
by nabe_tk | 2008-12-10 09:57
建築家は建築家になっちゃいけない
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住宅メーカーや建築家の家が建てば建つほど、旧市街の隠れた魅力がどんどん消えていく。
家と家の接し方、路地と家の通り方、たくさん。

路地沿いの家の表情が変わるだけで、その路地の魅力が半減してしまうことがある。
建築と町は相互に補完し合ってよりよいものとなっていくはずなのに、
建築家は自分の家の概観や日照、静かさにしか興味がないようなのです。

町の中で、みんなが好き勝手に建物を建ててしまったら、
町に住む意味っていうのがなくなってしまうかもしれない。
せっかくたくさんの人が集まるのが町なのだから、
それぞれが少しずつ遠慮をし合えば、
郊外では叶わないもっと魅力的な町の魅力が生まれくるんじゃ。

「腹八分目」って言葉は、謙虚な日本人の心を表していると思う。

建築士免許っていうのは、都市に住む楽しみを奪う免許じゃあいけない。
by nabe_tk | 2008-12-08 09:08
下野新聞 旧山野井本店 記事
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下野新聞社さんが、旧山野井本店の道路拡幅に伴う取り壊しについて取材をしてくださっていました。
その記事が写真とともに、本日(2008年12月1日)の朝刊に掲載されています。

建築の歴史的背景など詳しいところまで丁寧に聞いてくださって、
本当に素晴らしい記事を書いてくださいました。

本来ならば市の指定文化財や国の登録文化財にして、
住まいとしての機能を保ちながら将来に残していくべき価値を有する建物ですが、
現在の国の政策、行政のまちづくりの方針では、
文化的なことはまったく興味の範疇に入っていないのが現状です。

質の良いまちの様子と豊かな住空間を子どもたちに伝えていくためにも、
旧山野井本店のような文化的レベルの高い資産を残していくことは
非常に意味のあることだと思います。
新しい建物がどんどん建っていく現状、車中心のまち、
古い物がまったく大切にされていません。

ヨーロッパでは、古い建物ほど価値を持ちますし、
皆、まちの財産として大切に扱います。
そのため、新しい建物に対する規制も多く、
新築工事もとても少ないところです。

ヨーロッパの人は日本人に対し、
「日本は新しい建物をたくさん建てられていいねぇ」
と言うそうです。

これは決して、本当にそう思っているのではなく、
「日本人は本当に文化レベルが低いね」
と、バカにしているのです。

一昔前までは、日本には素晴らしい文化があったけれど、
今の日本の現状には、本当に恥ずかしさを感じます。

ともあれ、今回の掲載記事を励みに、
これからも鹿沼に関わっていきたいと思います。

記事は下野新聞ウェブサイトでもご覧になれます
by nabe_tk | 2008-12-01 08:41