大谷石?深岩石。
旧市街から西へ車で10分程のところにある深岩石採掘場を見学してきました。
深岩石といっても馴染みが薄いかもしれませんね。世間では大谷石の中の一種類としてくくられていて、深岩石であっても「大谷石」と呼ばれることが多いです。それもそのはず、二つは素人には見分けがつかない程よく似ている石なんです。
鹿沼の町の中には、この深岩石が使われているのを目にすることができます。蔵、塀、敷石、門柱、建物の土台。大谷石に比べて硬くて「石っぽい」です。強度も深岩石の方が大きいです。大谷石特有の「砂っぽさ」があまりないようです。

さて、話は採掘場に戻ります。
採掘現場は細く険しい凸凹山道を登った先にあります。大谷石は地下採掘が主ですが、深岩石は山の表面を切り出していきます。石山が削り取られた感じ。そのスケール感は圧倒的です。
見学時、作業員の方が切り出し作業を行っていました。機械は使いますが、そのほとんどが手作業。機械のない時代は手作業で掘り出していたのです。この巨大空間をこんなスローペースで切り出しているのだから、いったいどれほどの時間がかけられたのでしょう。当たり前に目にする石材。ですが、その裏側には職人の方々のとんでもない量の汗と努力があることを知りました。

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by nabe_tk | 2007-10-20 00:31
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