大好きな中華料理屋
最近、小学生時代から好んで行っていた近所の中華料理がつぶれた、という話を今日聞きました。僕は「あぁ、あそこもいよいよか」と思いました。
その中華料理屋は鹿沼環状線沿いの西側に店を構えていて、人気店としていつもお客で賑わっていました。しかし2年程前に環状線の陸橋化(JR日光線との踏切での渋滞を解消するため)がされ、その中華料理屋は陸橋のちょうど中央の下辺りに隠れてしまいました。お店からすれば東側のすぐ上には片側2車線の巨大な塊が降ってきたような状況です。それまで、通りからよく目につく立地だったのが、車の流れが陸橋に流れることで、この中華料理屋の前を通行する車はなくなりました。
それからというもの、この中華料理屋の賑わいは以前と比べると少なくなりました。常連さんしかこないお店になったのです。(皮肉にも、陸橋化の工事期間中は工事業者で賑わっていました。)
おそらくこの中華料理屋の主人も、この陸橋化の計画はだいぶ前から知っていたのだと思います。お店の場所を移すなど、いろいろな対策の打ちようもあったのだと思います。でもその場所でなきゃならなかったのではないでしょうか。その場所で中華料理屋をやっていたかったのだと思います。
その人にとっては大切な場所だったのに、あまりにも大きな力であっという間に変貌させてしまうこと。分かりやすい便利さの裏には、たくさんの人の犠牲があることも感じなくてはなりません。その道を走る車からはそんなことはちっとも感じられません。よく考えるとそれはとても怖いことだと思いました。ちなみに僕自身もその陸橋を毎日走ります。

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以前は環状線として大変交通量の多い道でした。今は人も光もなく、暗い雰囲気です。
by nabe_tk | 2007-11-05 17:27
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