下野新聞 旧山野井本店 記事
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下野新聞社さんが、旧山野井本店の道路拡幅に伴う取り壊しについて取材をしてくださっていました。
その記事が写真とともに、本日(2008年12月1日)の朝刊に掲載されています。

建築の歴史的背景など詳しいところまで丁寧に聞いてくださって、
本当に素晴らしい記事を書いてくださいました。

本来ならば市の指定文化財や国の登録文化財にして、
住まいとしての機能を保ちながら将来に残していくべき価値を有する建物ですが、
現在の国の政策、行政のまちづくりの方針では、
文化的なことはまったく興味の範疇に入っていないのが現状です。

質の良いまちの様子と豊かな住空間を子どもたちに伝えていくためにも、
旧山野井本店のような文化的レベルの高い資産を残していくことは
非常に意味のあることだと思います。
新しい建物がどんどん建っていく現状、車中心のまち、
古い物がまったく大切にされていません。

ヨーロッパでは、古い建物ほど価値を持ちますし、
皆、まちの財産として大切に扱います。
そのため、新しい建物に対する規制も多く、
新築工事もとても少ないところです。

ヨーロッパの人は日本人に対し、
「日本は新しい建物をたくさん建てられていいねぇ」
と言うそうです。

これは決して、本当にそう思っているのではなく、
「日本人は本当に文化レベルが低いね」
と、バカにしているのです。

一昔前までは、日本には素晴らしい文化があったけれど、
今の日本の現状には、本当に恥ずかしさを感じます。

ともあれ、今回の掲載記事を励みに、
これからも鹿沼に関わっていきたいと思います。

記事は下野新聞ウェブサイトでもご覧になれます
by nabe_tk | 2008-12-01 08:41
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