今宮礼祭 - 鹿沼ぶっつけ秋祭り
こんにちは。久しぶりの更新です。
皆さん、秋祭りには足を運ばれましたか?今年も比較的天気にも恵まれ、散歩するにはちょうど良い気候でした。
ワタナベは去年は若衆として屋台を引いていましたが、今年は見学者として町中を散策していました。
祭りで一番嬉しいことは、普段は旧市街を歩くことがない人たちも一日中歩く環境になることです。車が一切入らず歩行者天国になり、人とまちの距離はぐっと近くなります。普段は目も向けられないような場所が休憩場所になり、お話の場になります。それを見ていると、「まちづくりってこういう光景をつくることが目標であってほしいなぁ」と思ってしまいます。
車のなかった時代はこういう光景が当たり前だったんです。それはとても豊かなことのように思います。

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[写真1]下材木町
[写真2]久保町の亀甲焼さん
[写真3]久保町のベンチ
# by nabe_tk | 2007-10-18 21:56
K邸、調査
とある和洋折衷のK邸を調査してきました。
外観から一見するに、どこにでもある洋風下見の外壁に日本瓦の乗る洋館風住宅に思えますが、中に入ってみるとそうではありません。鹿沼でしか為し得なかった「らしさ」がところどころに垣間見えます。
材料の扱い、選び方、準備、室内装飾、ディティール・・・
それを発見することが調査の醍醐味です。
ちなみに、下の写真はK邸ではなく、K邸から見る隣の洋館風住宅です。

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写真|K邸からみる隣の洋館風住宅
# by nabe_tk | 2007-08-17 21:56
本日は2時から調査
今日は一人で大正時代のとある住宅の調査です。
一番暑い2時から屋根裏に忍び込み、おそらく40度以上はあろう暗闇で一人探検です。
ヘッドライトとハンドライト、メジャー、使い捨てカメラ、マスクを装着していざ、大正そのままの空間へ。

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写真は本文と関係ありません 笑
# by nabe_tk | 2007-08-05 19:11
楽しい予感
先日、宇都宮大学の小西教授とともに鹿沼のとある住宅を調査しました。
皆さんによいお知らせができることを楽しみにしています。

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# by nabe_tk | 2007-08-03 22:32
まち歩きのススメ
こんにちは。
去年の今頃、僕は鹿沼の町を歩き始めました。そして今年の夏も歩いています。
まち歩きの必需品!水、カメラ、メモ、4色ボールペン...。3色じゃダメです、4色じゃなきゃ。地図にいろいろ書き込んでいくんです。変わったところ、変わらないところ、気付いたこと、面白かったところ。
毎日まちは変わります。変わってないようで変わってる。その変化を見つけるは楽しかったり、ときには寂しかったり。
最近は嬉しい知らせがたくさんあります。
前々から鹿沼のいろいろな方に、調査をさせていただける古いお宅はないか、聞いていました。最近になって、調査してもいいよ、との返事をたくさんいただいております。
実際にお宅に上がらせていただいて、お話を伺ったり、簡単に間取りや外観をスケッチしたり、お茶をいただいたり(笑)、そんなことをするためです。2時間程度で終わります。
たった2時間で何ができるのかとお思いの方も多いと思いますが、たくさん収穫があります。それまで分からなかった、まちの歴史や建物のことが、スルスル〜って布がほどけるような感じで分かる瞬間があります。あれが、好きです。
8月は2軒のお宅をお邪魔する予定です。楽しみです。
まち歩きもお宅調査も、やっぱり手と足を動かすのは気持ちがいいです。
家も寄って行ってよ!って方、いらっしゃいましたら、お声をかけていただけると嬉しいです。

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写真|下田町の路地
# by nabe_tk | 2007-07-28 21:39
これからの鹿沼研究にむけて
今日は鹿沼学舎のミーティングに出席してきました。鹿沼学舎は、“地元学”をコンセプトに鹿沼の自然、歴史など勉強会や見学会を企画するNPO法人です。
4月の定期総会では僕に、卒業研究である旧鹿沼宿の町並み調査の成果報告の機会を与えてくださいました。>>>その時の記事
そして今日、その時に参加者から集められた感想アンケートを受け取りました。とてもワクワク。地元の方々はどんな感想をくれたのだろうか。
主は、「今まで身近にありすぎて、古い建物の良さに気付かなかった」というものでした。そう言っていただけると本当に嬉しいです。
この研究を始めたころは、「古いものは大切。残さなきゃダメ。」と思っていて、それに一辺倒になっていました。でも、鹿沼を歩いて、研究して、考えているうちに、「古い建物って古いだけじゃない。現代でも見習うべき良いところがある。」と気付き始めました。
それからは、「残さなきゃダメ」っていう一方的な考え方はしないようにしたし、古いもの消えていく流れも、経済性を考えれば、実に普通なことかもしれません。
ならば、その流れを変えるには、古いものが与えてくれる良さを示せればいい訳だし、それがこれからの研究の責任だと思っています。

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# by nabe_tk | 2007-07-22 22:58
これが本気っていうものだ
旧市街の中に取り残されたように存在しているお店。ここだけ20世紀?と思わずにはいられません。ここは鹿沼屋台夢箒・大坂屋さんです。

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駐車場には取り扱う商品がところ狭しと並んでいて、歩道にまで飛び出す勢い。2階の軒下には鹿沼箒が下げられています。
僕はこのお店が大好きです。と言うより、この商売魂を尊敬します。自分の商品をこんなにも自慢気に、そして誇らし気に商売するお店が、他に思い浮かびません。きっと、このお店のご主人は鹿沼が本当に大好きで、ご自分の商売にも自信を持たれているのだと思います。
最近、この大阪屋さんは道路の拡幅のために、以前お店のあった場所から少し北に移動してお店を続けられています。以前のお店は江戸〜明治に建てられた町家で、移動するにあたって部材の一部を新店にも再利用されています。

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旧店舗の写真は森山眞弓公式Webサイトより転載しました。
http://www.mayumi.gr.jp/

この大阪屋さんの商売根性。商人の町として栄えた鹿沼宿らしいです。
大阪屋さんのような方がいる鹿沼を誇らしく思いました。
# by nabe_tk | 2007-06-22 21:19
ヒューマンスケール
まちのど真ん中を車が走るための広い道路が貫いています。もちろん、道が広くなれば車は走りやすいですね?
でもでも、よーく考えてみると不都合なこともあると思います。僕が一番思うのは、どこもかしこも同じような景色になったことで、自分のいる場所が分からなくなります。「アレレ、この信号?それとも次の信号?」という具合に。
皆さんも経験ありませんか?直線道路で、信号が短い間隔で先に続いていると、自分がいる交差点の信号とその先の信号を間違えること。僕はよくあります。
最近では、町の中が「車のためのデザイン」で溢れていると思います。何かと車が大きな顔をしています。なぜ、歩行者が歩道橋で道を渡らなきゃ行けないのでしょうか。なぜ、歩行者があんなに信号待ちをするのでしょうか。なぜ、歩行者が猛スピードで走る車に怯えなきゃいけないのでしょうか。
もちろん自動車は生活に欠かせないもの。交通機関の少ない地方ではなおさらのことです。しかし、人の歩くという行為は普遍的です。人は歩く。もっと、歩くためのデザインを考えてもいいと思います。

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# by nabe_tk | 2007-06-21 23:24
絵図は飽きない
かぬまにも古い絵図がたくさん残されています。
ワタナベは暇なときに絵図を眺めます。すると、ときどきある発見がある。

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左は現在の写真、右は大正時代の町並みを描いた絵図の一部分です。この2つに写っているのは同じ場所です。左写真のニュー叶屋さんの外観を見てください。とても特徴的ですネ。そして右絵図の叶ヤ支店を見てください。どうですか?似ていませんか?おそらく、建物自体は建て替えられていると考えられますが、道路面の外観の様子は引き継がれています。
次に、叶屋さんの向かって左隣の精美社という建物を見てください。いわゆる、切妻屋根で平入(棟木に対して垂直に入口をとる形式)の町家ですが、現在も大正時代でも同じ建物形式を持っています。こちらのお宅も、建物自体は建て替えられていますが、建物の形式は引き継がれています。
鹿沼は変わってしまった、とよく聞かれますが、注意深く見てみると実は変わっていないところもたくさんあります。
# by nabe_tk | 2007-06-18 08:41
路地のちから
とてもいい天気でした。こんなに空気が澄んで、景色がこんなに遠くまで見える日は久しぶりでした。そんな日はまちを歩くにかぎります。
先日栃木市で、東京大学の都市工学科の教授を務められている、西村先生の公開講義がありました。主題は「路地の可能性(レトロを越えて路地の意味するもの)」というものです。路地には、その雰囲気の魅力だけではなく、もっと都市的に見ても様々な可能性を秘めている、という内容でした。
別の講演で谷村新司さんが言っていましたが、日本人には「グレーゾーン」な独特の感覚があるそうです。欧米人に比べて自分の気持ちをハッキリさせないというか、普通を好むと言うか、白でも黒でもない微妙な位置を好む考え方。日本人にはその感覚が大きく働いているそうです。
路地も「グレーゾーン」なものだと思います。個人的な場所でもなく、まるっきり外の世界でもない。外の世界というと、車がビュンビュン走っていて、車が中心の計画になっていますが(歩道橋で人が遠回りしなければならないとか...)、路地は完全に人間の尺度になっています。
そんなお話に刺激を受けて、鹿沼旧市街の路地散策をしました。鹿沼旧市街には路地がとても多くて、きっと密接なコミュニティが出来ていたんだろうなぁと思います。
道でもなく、個人的な場所でもない。外でもなく内でもない。路地って何だか魅力的です。

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# by nabe_tk | 2007-06-15 20:50